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【ボダブレ】「どこから踏むか?」プラントの攻防―石井ぜんじ流 戦場における立ち回りのキホン(6)

このコーナーでは、ボーダーブレイク(以下BB)について、簡単な攻略やプレイしていて思ったことなどを気ままに連載していく予定です。連載の第6回は、ごく基本的な攻略について書いていきます。第6回の内容は、スタート直後のプラントの奪い合いと、中央にあるプラントの攻防について分析してみたいと思います。分析と言っても個人の感想に過ぎないので、気楽に読んでもらえればと思います。

開始直後のプラント占拠について

最初に開始直後のプラントの占拠について考えてみましょう。今回は5つプラントがあるマップを例として考えます。便宜上、自軍ベースから近い順に第1プラント、第2プラントと数えていきます。プラントの数が5つなので、第3プラント(プラントC)が中央にあるプラントです。

みなさんは、開始直後にどのプラントを踏みに行くでしょうか。第1プラントか、それとも第2プラントか。中央にある第3プラントに直行するという人もいるでしょう。筆者の場合、最初は第2プラントを占拠に行くことが多いと思います。

アーケード版『ボーダーブレイク』では、かつてベースから近い順番にプラントを占拠していく、いわゆる「順染め」というものが嫌われた時期がありました。その根拠は中央の第3プラントが攻防の要なのだから、スタートしたらそこに直行するべきだ、ということです。

なるほど、それは一理ある考え方です。しかしそのために、自軍ベース前の第1プラントを、誰も占拠しないでいいものでしょうか。

第1プラントを占拠しないリスクはどのくらいあるか

開始直後、たまに全員が第2、第3プラントに行ってしまい、第1プラントが灰色のまま、ということがあります。この状態について考えてみましょう。

第1プラントは敵陣から遠く、後からでも占拠しやすいプラントです。そのため最初に占拠しなくても構わないという意見があります。少し遅れて途中参加する人がいるかもしれないので、その人が踏めば理想的、という考え方です(必ずしもそういう人がいるとは限りませんが)。

またその逆に、万一敵に占拠されたら大変なことになるので、最初に占拠しておくべき、という意見もあります。どちらにも根拠があるので、なかなか結論を出すのが難しそうです。

しかし経験で語ることはできます。筆者の記憶では、スタート直後にベース前のプラントを誰も占拠しなかったために負けた試合が、今まで確実に何回かありました。

そのときは敵の強襲兵装が第1プラントを占拠し、一気に自軍ベースになだれ込まれてほぼ勝負が決してしまいました。頭で考えるとあまりなさそうに思えるのですが、経験からは確実にリスクがあると感じます。

筆者の意見としては、1人でいいので誰かが第1プラントを占拠しておいたほうが無難だと思います。ちなみに自分が支援兵装に乗ったとき、誰も第1プラントを踏みそうにない場合は、みずから占拠するようにしています。

▲スタート直後に全員が第2、第3プラントに行ったため、第1プラントは占拠しない状態になっている

 

▲第3プラントは確保できたが、その後重火力兵装が2人、第1プラントを占拠に行ってしまった。その隙に第3プラントを奪い返される羽目に

 

守りやすいプラントは確保を重視

ここまでは、開幕直後に第3プラントに直行したら有利になるという前提で話を進めました。しかしそれで本当に有利になるのでしょうか。これは微妙なところで、マップによるのではないかと思います。

例えば最初に第3プラントを確保したとしても、すぐに奪い返される場合があります。相手がプラントの付近で爆発物を投げ込みつつ遠巻きにしていて、こちらがプラントを占拠したところで足並みをそろえて奪い返しに来られると、簡単にはプラントを守れません。

ここでプラントを守れないと、最初に第3プラントに直行した意味が薄くなります。つまり第3プラントに直行すべきなのは、比較的第3プラントを守りやすい地形のマップの場合といえるでしょう。

守りやすいプラントの条件は、プラントの周囲が障害物に覆われているタイプです。プラントに近づくとき、相手からはまる見えなのにこちらからは見えない。または地形の上から、プラントに近づく敵を撃ちおろしできる。そういった地形は守る側がかなり有利になります。

またそのプラントにリペアポッドがあるかどうかもポイントです。リペアポッドがあると修理できるため、なかなかプラントにいる敵の数を減らせず奪うのが難しくなります。こういったタイプの第3プラントがあった場合は、できるだけ最初に占拠しておきたいところです。

 

第3プラントまでの距離が長いマップの場合

その他には、第3プラントに行くまでに時間がかかるマップの場合、最初に直行するのが有効だと思われます。第2プラント手前くらいまでしかカタパルトがなく、第2から第3プラントまでの距離が長いプラントがそれにあたります。

このようなマップは、強襲兵装とそれ以外の兵装とでは、進攻速度にかなりの差が出てしまいます。例えば敵の陣営がCプラントに直行せず、こちらだけが強襲兵装で第3プラントに直行したとしましょう。そうすると、敵の集団が第3プラントにたどり着くまでにかなりの時間があるので、その間に第3プラントの占拠が終わります。こうなれば、第3プラントを奪っている側がだいぶ有利になります。

筆者はほとんどの場合、スタート直後は第2プラントを占拠に行きます。しかし例外があって、このタイプの第3プラントがあるマップの場合は、強襲兵装に乗って開始直後に直行することにしています。たとえプラントが奪えなくても、味方の他の兵装が来るまでけん制しておかないとプラントを奪われてしまい、その後の展開がかなり苦しくなるからです。

 

第3プラントの攻防が大事なマップの具体例

第2プラントから移動するまでに時間がかかり、一度占拠されると取り返しにくいマップのを具体的に挙げてみましょう。その典型的な例が、城塞都市バレリオ~強攻水路~や、放棄区画D51~白銀死都~です。

「強攻水路」の場合は、特に丘の上から降りてくる陣営が第3プラントまで進むのに時間がかかります。強襲兵装で直行する人が誰もいないと、第3プラントを奪われやすくなるでしょう。

個人的には、このマップでスタート直後に重火力兵装を選ぶ気にはなりません。接敵するまでに、あまりに時間がかかりすぎるからです。重火力兵装を使うにしても、開始直後は強襲兵装に乗って第3プラント付近でドンバチ戦って、その後に乗り換えることが多いです。

「白銀死都」の場合は、第3プラントに行くまでに時間がかかりますが、それ以上に占拠された時のハンデが大きいと感じます。プラントの周囲の地形は高くなっていて、近づくと狙い撃ちされます。しかもリペアポッドがあるので、やみくもに突っ込むだけではまず取り返せません。

このマップは、開始直後の攻防がかなりの比重を占めます。スタート直後にベースへの急襲が成功するかもしれないので、それも含めての攻防になります。しかし開幕の急襲が成功せずに戦局が安定してしまうと、第3プラントを占拠している側がかなり有利になります。

▲「強攻水路」の第3プラント付近。ベースからここに来るまでに、強襲兵装以外だとかなり時間がかかってしまう

 

▲放棄区画D51~氷点下の鳴動~の第3プラント付近。建物の中にいる敵が見えづらく、プラントを占拠に行くと返り討ちに合いやすい。「氷点下の鳴動」は「白銀死都」に比べ、プラント裏の通路が封鎖されていないので奪還しやすくなっている

 

「白銀死都」の第3プラントをめぐる攻防

それでは、先に第3プラントを押さえられた場合、どうすればいいのでしょうか。取り返しやすいマップなら問題ないのですが、取り返しにくい場合はかなり困ります。

ここでは、「白銀死都」で第3プラントを奪われたときの場合を例に挙げて考えてみましょう。

プラントを奪いに行くと、反撃にあって大損害になる。それならプラントの奪回にこだわらず、直接敵ベースを急襲したり、第4プラントに向かったりすればいい、と多くの人が考えます。

実際にこの光景は、「白銀死都」でよく見られます。しかしこのとき注意してほしいのは、皆が第3プラントを迂回して進もうとしているため、第3プラントからの敵の急襲ルートが、がら空きになることなのです。

守りを放棄して急襲合戦になったら、多くのプラントを奪っているほうが有利なのは当然です。出撃できるプラントから敵ベースまでの距離が短いのですから。

だから全員が第3プラント付近の戦闘を放棄して進むのは危険です。そんな隙を見せたら、第3プラントから出てきた敵がすぐに自軍ベースを急襲してしまうでしょう。これでは穴の開いた鍋に水を注いでいるようなもので、急襲が成功してもそれ以上に敵に急襲を決められてしまいます。

それではどうすればいいのでしょうか。やはり水を注ぐにしても、鍋の底の穴はふさいでおかなければいけません。つまり、第3プラントを占拠する必要はなくても、第3プラントから敵を出させない程度にプレッシャーをかける必要があるのです。

「無理にプラントに突っ込んでやられる」「プラント戦が無理だから迂回する」というふたつの選択肢以外にも、手段はあるのです。プラント奪回はできなくても、戦闘ラインを上げて敵をプラントに封じ込める。これが少ない人数でできれば、他の人が迂回して進行することができます。

ここでは「白銀死都」を例に挙げましたが、第3プラントの攻防はマップごとに違い、とても奥が深いです。それぞれのマップで、陣営ごとの戦い方を考えてみるのもなかなか楽しいものだと思います。


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