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アーケード版『ボーダーブレイク』を見送るラストイベントが開催! ”10周年だヨ! ボダりな祭”イベントレポート

2019年8月31日、東京・大崎ブライトコアホールにて、セガ・インタラクティブのハイスピードロボットバトル『ボーダーブレイク』シリーズの10周年イベント、”10周年だヨ! ボダりな祭”が行なわれた。本稿ではその模様をお届けする。

▲イベント中に発表された、PS4版のアップデート情報はこちら

 

2009年に全国のアミューズメント施設で稼働がスタートし、以降も定期的にバージョンアップを施されながら、長期に渡って稼働を続けてきた『ボーダーブレイク』シリーズ。2018年にはPS4でのサービス運営も始まった本シリーズだが、アーケード版は稼働開始からちょうど10年となる2019年9月9日をもって、サービスが終了されることが決定。ゲームセンターで稼働するアーケードゲームとしては、その歴史にいったん幕が下ろされることになった。

この日開催された”10周年だヨ! ボダりな祭”は、アーケード版の有終の美を飾るべくこの夏に全国4都市で行なわれた”『公式ボダオフ FINAL』”を締めくくるラストイベント。開発スタッフや出演声優、『ボーダーブレイク』と縁の深いゲストが多数登壇し、さまざまな角度からシリーズの歴史&魅力を振り返った。

▲会場外では物販やシリーズ10年の歴史を振り返る年表、有志による展示や寄せ書きコーナーなどが展示されていた

 

ボーダーブレイク・デザイナーズトーク

最初に行なわれたステージイベントは”ボーダーブレイク・デザイナーズトーク”。ここではブラスト・ランナー(機体)のプラモデル化の際に協力体制を築いた月刊ホビージャパン編集部の矢口英貴さんを司会に、デザイナーとしてシリーズに深く関わったもみー氏、京谷茂孝氏、キャラクターデザイン全般を手がけたイラストレーターの風間雷太さんが登壇。

前半はおもにもみー氏、京谷茂孝氏がブラスト・ランナーや武装といったメカ中心の話題で進み、後半はもみー氏、風間雷太さんのコンビでキャラクターについてのエピソードが語られた。

▲もみー氏(写真左)、京谷茂孝氏(写真右)

▲開発初期はユーザーインターフェース(UI)のデザイン、タイトルロゴ、『ボーダーブレイク』の世界観に合うオリジナルのフォントなどを一手にてがけていたというモミー氏。とくにUIは苦心したらしく、完成まで何度もイチから作り直したという

 

▲京谷氏はシリーズ初期から一貫してメカデザインに注力した開発スタッフ。ブラスト・ランナーのデザインは「リアル路線で行こうと思っていたのでアニメよりは工業用ロボットを参考」にしつつ、「TPSなので(ゲームプレイ中に見続ける)背中側はカッコよく」描くことに力を入れたとのこと

 

▲ブラスト・ランナーだけでなく、数多くの武装のデザインも手がけた京谷氏。稼働が続くうちにモミー氏もメカデザインに携わるようになり、初期は「京谷塾という感じで、だいぶしごかれましたね(笑)」と当時を振り返った

 

▲もみー氏、京谷氏が手がけたお気に入りブラスト・ランナーも紹介された。もみー氏がピックアップしたのは”迅牙”。盾や武器をセットできるマウンターを随所に配しつつ、もみー氏自身が考える「ロボットのロマン」を多く詰め込めたことがお気に入りのポイントだという

 

▲京谷氏のお気に入りは”LANDBULK”。キャタピラ型の特殊な脚部を「制約の厳しいブラスト・ランナーで出せた」満足度の高い機体で、のちに「開発チームの3Dプリンターを使って」、1/24モデルを京谷氏自身が作り出した

 

▲デザイナーズトーク後半戦は、もみー氏と風間雷太さん(写真左)のコンビで進行

 

▲風間さんはアーケード版『ボーダーブレイク』に登場するほぼ全キャラクター、プレイヤーのアバターのデザインを担当。開発初期は「けっこう無茶ぶりが多かったような(笑)」と振り返りつつ、「全部描いてて楽しかったし、アバターはプレイヤーさんのコーディネートを見るのも楽しかったですね」とコメント

 

▲無名の汎用オペレーターからシリーズを代表する顔にまで出世したフィオナには最も多くの時間が割かれ、シリーズを追うごとに大きさと露出度がアップしていく胸などを中心に、熱い(?)トークが展開された

 

ボーダーブレイク・クイズ頂上決戦

続いて行なわれたのは、アーケード版、PS4版の声優陣、来場者チーム×2が対決する” ボーダーブレイク・クイズ頂上決戦”。ステージには七緒はるひさん(フィオナ役)、明坂聡美さん(ジーナ役)にゲーマータレントの梨蘭さんを加えたアーケード版チーム、望月英さん(アフマール役)、石原舞さん(コノハ役)のPS4版チーム、そしてMCとして白石稔さん(ゼラ役)が登壇。プレイヤー代表として選ばれた2チーム4名+来場者も迷わせる、わりと”ガチ”めなカルトクイズ5問に挑戦。途中で大喜利ぎみの解答合戦に脱線しつつも、全チームが真剣に対決した。

▲MCを務める白石稔さん(写真左端)と、解答者の望月英さん(下段左)、七緒はるひさん(下段中央)、明坂聡美さん(下段右)、石原舞さん(上段中央)、梨蘭さん(上段右)

 

▲クイズは胸だけでどのフィオナが一番新しいバージョンかを当てる3択からスタートし……(ちなみに正解は1番)

 

▲全チームが大喜利に走って正解者0だったセリフ当て(2問目)やステージ当て(3問目)、絵心が試されるブラスト・ランナー当て(4問目)といった問題が出題された

 

▲クイズ対決を制したのは、5問目の”エースボーダー優勝チーム限定通り名を正しく組み合わせよ”で最も多く正解した、牛マンチームことプレイヤー代表チームA。ちなみに牛マンのトレードマークである光る角は、クイズ終了後に本物の牛マン(青木盛治シリーズプロデューサー)に返還された

 

ボーダーブレイク・声優コーナー

クイズ対決に挑んだ声優陣は、続いてのステージ、“ボーダーブレイク・声優コーナー”では、アーケード版の打ち上げを記念した(?)、居酒屋から始まる朗読劇を披露。さらに来場者から事前に寄せられていた、セリフのリクエストに応えた。

▲七緒さん、白石さん、明坂さんはアーケード版で演じたエイジェンのエース(D/o-NA、ゼラ、ジーナ)を演じ……

 

▲望月さん、石原さんは人材派遣会社から送られてきた傭兵(?)という設定で、PS4版で演じているアフマール、コノハを演じ、さらに石原さんはしゃべるドローンのボイスも担当した

 

▲セリフのリクエストは、2/3が(罵倒ぎみに)プレイヤーを𠮟咤激励するという、特定の層に“刺さる”内容だった

 

ボーダーブレイク・10周年振り返り

ステージイベントの最後を飾ったのは、開発スタッフ、声優陣、ゲスト、総勢9名でシリーズを回顧していく” ボーダーブレイク・10周年振り返り”。リリース前から初代『ボーダーブレイク』、『エアバースト』、『ユニオン』、『スクランブル』、『X』といったアーケードの歴代シリーズに、PS4版も含めた全バージョンを順に振り返っていった。

▲ステージにはこれまでのステージイベントにも出演していた声優陣に加えて、古川未鈴さん(下段左)や広報の西村ケンサク氏(上段右)が参加

 

▲開発スタッフも牛マンに加えて、シリーズ初期のプロデューサー、三上岳彦氏や、現在もディレクターとしてPS4版に深く関わっている百渓曜氏も合流

 

▲プレゼンで「条件つき不合格」(三上氏)という判定を受け、厳しい状況から開発がスタートしたころのブラスト・ランナーのスケッチ。前者では現行のブラスト・ランナーではオミットされた変形機構のようなものが確認できる

 

▲開発が本格化する前に挙げられた筐体のデザイン案。最初は当時ゲームセンターで人気だった『機動戦士ガンダム 戦場の絆』引きずられていたようだが、最終的にはプレイしやすく省スペースないまの形に落ち着いた

 

▲開発初期に苦労した反面、AOUショーでのお披露目やロケテストは大盛況、筐体の生産が追いつかないぐらいの受注も受けた……というポジティブな話のあとに話題にのぼったのは、シリーズ初期からのファンにとっては思い出深い(?)、稼働初期に起こった“事件”。サーバーのトラブルで発生したマッチングの不具合や……

 

▲ユーザーによって発見された「空中でブラスト・ランナーの速度低下がなくなるという気持ちいい動き……ではなくて不具合」(百渓)が発見された、”ブラスト・ランナー飛翔事件”が、当時対応に追われた三上氏、牛マン、百渓氏らの口から語られた

 

▲『ボーダーブレイク エアバースト』時代の振り返りでは、当時ボーダーブレイク・ガールとして「1ヶ月でAランク到達」、「実装前のワフト・ローダーの操縦をセガ本社で特訓」といったミッションに挑んでいた、古川さんの話題が中心に

 

▲牛マンやのちに配信番組や大会で活躍するようになった”アレックスくん”などが登場するようになったのも、『エアバースト』の時期

 

▲プレイヤーとCPUが戦うユニオンバトルが実装された『ボーダーブレイク ユニオン』では、プレイヤー代表のような形でイベントMCを務めていた白石さんが、ゼラ役として声優の本領を発揮。いまではプレイヤーの多くに”ゼラ石”と呼ばれる愛されキャラに成長した

 

▲明坂さんが演じるジーナも、ゼラと同じタイミングで登場。「激おこモードのときの(怒鳴る)演技は喉を心配されましたけど、すごい楽しかったですね(笑)」とアフレコ時を振り返った

 

▲スクランブルバトル、スカッドバトルと、ひとつのバージョンで2種類の新モードが追加された『ボーダーブレイク スクランブル』では、セガ初の賞金制大会“BBGP”時に起こった旅先でのトラブルや、三上氏からプロデューサーを引き継いだ際に新調された、牛マンの”光る角”の秘話(?)も明らかに

 

▲「10対10の全国対戦を見直す、原点回帰する」(百渓氏)というテーマが掲げられた『ボーダーブレイクX』。狙撃兵装が遊撃兵装に変化した理由や、シリーズ初の可変ステージを採用した際に起こった苦労などが語られた

 

▲シリーズ初期のエピソードが濃すぎ&10周年振り返りコーナーが始まる前から時間が押していたということもあって、PS4版の話は駆け足で振り返る形に。「ソニーさんから送られてきた花で発表前に危うくバレそうになった」(牛マン)というPlaystation4版発表会時のエピソードや……

 

▲「ただの等身大だとお台場のガ〇ダムには勝てない」(西村氏)という理由から、輝星1/1プラモデル化計画が生まれたといった裏話が明かされた

およそ7時間にわたって、『ボーダーブレイク』シリーズのファンにとっては非常に興味深いステージイベントが行なわれた、”10周年だヨ! ボダりな祭”。現在YouTubeでは配信アーカイブを視聴することが可能だ。本記事で紹介しきれなかった細かいエピソードや、出演者の発言のニュアンスが知りたいという人は、ぜひそちらを視聴してみてほしい。


©SEGA

 

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