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【ボタブレ】プラントを占拠・維持する重要性 ―石井ぜんじ流 戦場における立ち回りのキホン(4)

このコーナーでは『BORDER BREAK』について、簡単な攻略やプレイしていて思ったことなどを気ままに連載していく予定です。連載の第4回は、ごく基本的な攻略について書いていきます。

プラントの重要性

第4回の内容は、プラントの占拠についてです。『BORDER BREAK』では多くの場合、プラントを占拠すると有利になり、プラントを奪われると不利になります。しかし実際には、どうもプラントの占拠が軽視される傾向があるように思います。

せっかく大幅にコアゲージをリードしていたのに、プラントを奪われて総攻撃をかけられ、一気に逆転されてしまう。そんな経験を誰もが一度はしているのではないでしょうか。

プラントさえ維持していれば、それほど大きな逆転は起こらないもの。プラントを占拠する、維持するというのは、勝敗に関わる大きなポイントなのです。

プラントを占拠するとなぜ有利になるのかという疑問

なぜプラントを占拠すると有利になるのでしょうか。単純に言えば、プラントを多く占拠すれば、敵ベースの近くに無傷でリスポンできます。そこからコアに急襲すればいいので、コアを攻撃しやすくなるのです。

しかし本当にそうでしょうか。実際には、プラントを取りに行くときに敵にやられまくり、プラントを占拠したときにはもう残り時間がわずか。やられすぎたせいで自軍のコアゲージが削られており、挽回できなかったということもあり得ます。

またプラントを占拠したために敵が狭い地域に密集し、かえって守りが固くなることもあります。プラントを奪ったせいで相手が守りに専念できるのでは、逆転しにくくなり逆効果です。

このように、マップによってはプラントの占拠の優先度が低い場合があります。正確に判断するには、マップ個々を見ていかないといけません。

しかし全体的に見れば、プラントを占拠したほうがかなりの確率で有利になると言えます。これには、『BORDER BREAK』の歴史が大きく関係しています。

プラントの価値を高めるようにバランスが調整されていった

ここでアーケード版の歴史を少しひも解いてみましょう。ここからの話は、あくまで筆者の個人的な印象になります。

その昔、ゲームセンターで稼働していた本作には、強襲兵装の移動速度が非常に速い時期がありました。その中には、カタパルトで飛んだ後、空中を高速で移動できた時期があります。

強襲兵装の移動速度が異常に速いと、前線のプラントを占拠する意味が薄くなります。後方のプラントから出撃し、そのまま一気に敵ベースに入ることができるのですから。

この時期は、プラントで戦っている人たちは勝敗に関係なく、単純に戦闘を楽しんでいました。戦闘してプラントを占拠すればポイントが入るので、それでもクラスが降格しなかったのです。

急襲したり防衛したりして、勝敗にかかわっていた強襲兵装の乗り手は、プラントで戦っている人たちを冷ややかな目で見ていました。勝敗に関係なく、プラントを占拠したりされたりして、ポイントだけを稼いでいる奴らだと。そしてそのような行動を、“プラントオセロ”と呼びました。オセロのように、プラントの色を塗り替えているだけだというわけです。

しかしこのような状況は、ゲームの作り手から見たら好ましいものではありません。ゲームの設計から見ると、プラントというのはとても大事な要素です。プラントがなければ敵ベースまでのレースのような、単調なゲーム内容になってしまいます。まともなプランナーなら、プラントの占拠に意味を持たせ、陣取り要素を加えたバランスに調整することを考えるはずです。

実際に、時間が経つにつれそのように調整されていきました。その結果、おおむねプラントを占拠することが重要なゲーム性へと変化していっています。

このようにゲームセンターで生き残った本作のマップは、プラントの占拠が比較的大事なタイプが多くなっています。実際には一人でプラントを奪うのは難しいですが、意識としては前向きにプラントの占拠を狙って行ってもらいたいと思います。

プラントの占拠が遅れることのリスク

プラントを占拠するためには、プラントの占拠範囲の上に乗っていることが必要です。これは当たり前のことなのですが、軽視されがちなことでもあります。

例えば敵がプラントを奪いに来たとき、プラントの外側で戦っていては、どんどんプラントが敵側の色に染められていきます。プラントが中立にされた時点で、援軍はひとつ前のプラントから出撃するので、到着が遅れることになります。

そして苦労して敵を倒しても、プラントを完全に占拠されてしまうと敵の援軍がプラントから現れてしまいます。こうなるともう、なかなかプラントを奪い返すことはできません。

そのため、守る側としては、プラントを踏みながら戦う必要があります。これは非常に大切なことなのですが、初心者にとっては怖い行動でもあります。プラントを踏みながら戦うということは、敵の眼前で戦うことに他ならないからです。

戦うより踏むのが先という考え方もある

数的不利な状況のときに、プラント上で戦うのは難しいことです。その場所から動くことかできず、敵の攻撃を受けるからです。

しかしここは逆に考えてみましょう。プラント戦ではプラントを踏んでいることこそが大事で、別に自分が敵を倒す必要なんてないのです。プラントを占拠してしまえば援軍が来て数的不利は解消されます。またプラントをある程度踏んでいれば敵も踏み返さなければいけないので、たとえ自分がやられてもその後味方がプラントを踏んでいる敵を攻撃してくれます。

極端に言えば、戦闘力皆無でもプラントを踏むことはできるのです。ゲーセンで戦闘力が無くて苦戦していたころ、何とか勝利に貢献しようとして行き着いたのがこのような考え方でした。


▲体力を減らされてしまったので、地形の陰に隠れてプラントを踏む。戦えば一瞬でやられるが、隠れればプラントを踏み続けることはできる


▲橋の下に潜んでプラントを踏み、降りてくる敵の対策にジャンプマインを設置。このジャンプマインには良く敵が引っ掛かってくれる

地形を利用しながらプラントを踏み続ける

では不利な状況で、どうすればプラントを踏み続けることができるでしょうか。そのポイントは、地形の使い方にあります。

プラントの多くは地形のある場所に設置されているので、必ずしも射線が通っているわけではありません。地形の陰に隠れていれば、敵の主武器の攻撃は避けられます。

爆発物の爆風は危険ですが、これは攻撃されるのを見てから回避することである程度避けることができます。また、台のような少し高い地形があれば、その上に乗ることで爆風を避けやすくなります。

このように地形をうまく使うことで、プラントを踏みやすくなります。索敵できていれば地形越しに敵の位置がわかるので、生き残れる確率はさらに高くなるでしょう。

兵装別に見ると、プラントの占拠に役立つ武装がいくつかあります。例えば重火力兵装ならECMグレネードやバリアユニットが使えますし、遊撃兵装なら光学迷彩やジャンプマインが有効です。

プラントを占拠するという行動は、経験値がものを言います。プラントに直行して爆散するだけではまずいですが、やってみないと何が工夫できるかわかりません。試行錯誤して、プラントの積極的な占拠を目指してみましょう。


▲離れたところにあらかじめリペアセントリーを設置して、ダメージを受けても回復できるようにしておく


▲地形の陰に隠れ、小さな段差の上に乗ってプラントを踏む。段差があるので爆風が少しだけ当たりにくい

プラントの奇襲は状況を考えて行おう

最後に、例外ともいえる「プラントを占拠してはいけない特殊な状況」について説明しておきましょう。

その状況とは、過半数のプラントを独占されている状況で、ひとつ前のプラントを奇襲することです。ここでは5つのプラントのうち、敵に4つのプラントを取られている状況を想定します。そのときに中央の第3プラント(Cプラント)を奇襲する意味があるかどうか考えてみましょう。

過半数のプラントを占拠されている場合、当然敵はベースめがけてなだれ込んできます。力を合わせて必死で防衛しないといけません。またこのとき、ベース防衛と同時に敵がリスポンしてくる第2プラントを奪い返しに行くことが必要になります。奪い返さないと、じり貧の状況になるからです。

ところがこのとき第3プラントを奇襲しようとすると、プラントを踏んでいる間に防衛の人数が1人減ります。ただでさえ劣勢なのに、守る人数が敵の攻めてくる人数より少ないとなれば、コアを守りきるのは難しくなります。

なんとか中央のプラントを奇襲できたとしましょう。しかしそれでも、事態は好転していません。敵は第2プラントを奪ったままなので、お互いの出撃プラントとベースまでの距離は、敵軍のほうがまだ近いのです。

依然として不利な状況が続いているのですが、人の心理として、攻め込まれてひたすら守るのは辛いものです。だから出撃できるプラントが中央に出現すれば、そこから攻めようとする人は必ず現れます。するとさらに防衛の人数が減るので、あっという間にコアを削りきられてしまいます。この状況で勝てた記憶は、今までにほとんどありません。

過半数のプラントを取られたら、ひとつずつプラントを奪い返して盛り返すのが基本です。もし前に行くなら、直接敵ベースを急襲するか、もしくは敵ベース前プラントを占拠するしか選択肢はないでしょう。このことは覚えておいてほしいと思います


©SEGA

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